2月2023 私と自主夜間中学 生徒 買文テイ
ポコ・ ア・ ポコ
No.257
2023年2月発行
生徒 買文テイ
日本語はおもしろいことば。その気もちを持って日本に来ました。最初のとき、日本語の五十音を学び
日本の子供と同じ五十音の歌を歌う。おもしろい簡単と思います。覚えやすい「みんなの日本語」
は最初の本です。日本語の名詞は簡単だ。でも動詞が変形するのはむずかしかった。例えば、「食べる」
「食べた」「食べている」「食べられる」という変形は全然意味がわからなかった。だが、これは一番むず
かしいではなくて、聴 力 はむずかしいとおもいます。初めて日本語を聴いた時、何を話しているか、内容
は何なのか、質問の答えは何なのか全然聞き取れませんでした。そこで友達に助けて下さいと頼みます。
偶然父の友達からこの教 室のことを知りました。この学校は外国人のために日本語を教える教 室で
国籍・性別・年齢にかかわらず誰でも参加できます。なおこれは無料の教 室です。先生たちは全部
ボランティアです。10代から80代までボランティア先生、みんな一 生 懸 命に教えます。
この教 室の最初のイメージは、先生方は親切で生徒はまじめです。先生と生徒は一対一の指導です。
わたしの先生は片貝先生です。片貝先生がいないときは長島先生がかわりに教えてくれます。とても
真面目で責任感のある先生たちです。文法を勉 強するときは、まず例文を読みます。内容を理解して、
最後は自分のことばで 新 しい例文を作ります。読解は一番 難 しい部分です。読むでもなく、理解も大切
なことです。先生はきちんと説明して、理解するまで何回も教えてくれます。
この教室で勉強してから、日本語の聴 力がまえよりもやさしいと思えるようになりました。そし
てことばの理解がやさしくなりました。日本語を話す時も自信が持てます。この教 室を卒 業して4月か
ら日本の大学に進みます。でもときどきこの教 室に帰ってきます。私 はこの教 室もここの人々も大好
きです。皆様、これまでお世話になりまして、ありがとうございました。